2021-01-01から1年間の記事一覧
西暦20XX年。増え過ぎたスペースデブリ(宇宙ゴミ)を処理するため、人類は1体のフィギュアを宇宙へ送り込んだ。彼は、フィギュア(figure)でありながら宇宙飛行士(astronauts)の資格を持つ者として『フィギュアノーツ(FIGURENAUTS)』と呼ばれた。
いつも当ブログをご覧下さいましてありがとうございます。ずいぶん寒くなりましたね。11月の下旬、不覚にも夫婦共に風邪を引いてしまいました。お粥生活が10日間ほど続き、少し痩せましたが、今は体調万全なのでしっかり栄養補給しています。
当シリーズ最終回は、TKA術後リハビリテーションの進め方について解説します。術後リハビリでは、静脈血栓塞栓症や体力低下・認知症など、過度の安静による廃用症候群を防ぐとともに、早期退院・社会復帰を果たすことが目標となります。
これまで述べたように、TKAは膝痛や可動域制限によって日常生活に支障が出ている場合に適用されます。「痛みのために長い距離を歩けない」「立ち座り・階段が辛い」などが主な理由ですが、特に痛みの緩和が第一目的となることが多いです。
人工膝関節(TKA)は整形外科手術の中でもポピュラーな方法であり、適応を誤らなければ患者さんにとって有用なものですが、どんな手術でも100%安全ということはありません。そこで今回は、手術に伴う様々なリスクについてご説明します。
ここから数回にわたり、人工膝関節全置換術についてご説明します。様々な術式があり、部分置換術という方法も存在しますが、一般的ではないため当記事では割愛します。一部マニアックな内容も含まれますが、少し我慢してお付き合い下さい。
「生活環境を洋式へ改めましょう」と、深く考えずに患者さんに勧めるPTもいますが、和式生活が膝関節症を悪化させるという明確な根拠はありません。けれども、床に座る・立つという動作そのものは脚が不自由な人には少々キツいのも事実です。
代償手段とは、身体の障害を補うツールや方法論のことを指します。変形性膝関節症が加齢性の疾患である以上、完璧に治癒することは無いため、上手に付き合っていかなくてはなりません。今回は動作能力の低下を補助する器具について述べます。
前回の記事に対し「すり減った軟骨は元に戻らないと思い込んでいました」といったコメントを多く頂きました。実は、軟骨再生の可否については医療界でも様々な見方があります。そこで今回は、従来の見解と最新の知見について整理してみます。
「一度すり減った膝の軟骨は元に戻らない」と誤解している人も多いようですが、そうではありません。加齢等により軟骨の摩耗~再生のバランスが崩れた時、膝の変形が生じます。すなわち、この疾患を予防するには再生能力を促せば良いのです。
変形性膝関節症は、中高年の女性が悩まされることの多い疾患です。このシリーズではその概要と予防・改善法について、PTの視点から述べたいと思います。今回は基本的な病態、および発症に影響を与える危険因子について列挙していきます。
すなお家の朝昼兼用食はいつも少なめですが、今日はちょっと奮発(?)して、サンドイッチをしっかり食べることにしました。サンドイッチ。なぜか私には懐かしく感じられます。子供の頃の遠足とか、そういうイメージでしょうかね。
いつも当ブログをご覧下さいましてありがとうございます。おかげさまで開設から3周年を迎えました。週1投稿の亀さんブログ。少しずつではありますが、これからも中高年の方々や若手PTのためになる記事を作っていきたいと思います。
介護施設のPTの主な業務は要介護高齢者の個別リハビリですが、コミュニケーションを図ることも大切です。病院の患者さんとは違い、施設の利用者さんにとってスタッフはいわば「馴染みの存在」。会話力も大事なスキルのひとつと言えます。
今日は愛車『アルトワークス』とともに淡路島へ渡ってきました。父方の故郷であり、私にとって思い出深い土地です。大阪も兵庫も緊急事態宣言中ではありますが、「淡路SAまで直行・直帰、他者との濃厚接触無し」ということで、ご容赦下さい。
私の部下に、入職2年目で茶髪・高身長のイケメンPT「Kさん」がいました。イメージ的には、最近世間で騒がれている女性皇族の婚約者(?)にちょっと似ている感じ。人懐っこい性格で、他部署のスタッフからも可愛がられていたようです。
今日の大阪は朝から大雨。それでもウォーキングは傘を差していつも通り行ってきました。靴もズボンもずぶ濡れになりましたが、乾かせば良いし、体は拭けば済むことです。50歳を過ぎて、ルーティンをこなすことの大切さを感じる今日この頃です。
入門編(見守りレベル)では、情報収集の重要性とともに「対象者の安全第一」「周囲環境にも気を配る」という観点でお話ししました。今回はさらに介助量の多いケースについて、体重支持性や重心移動にも着目して例示しますが、基本は共通です。
PTは業務の中で歩行をアシストする場面が多く、慣れてくると何気なく介助しがちですが、本来は歩く目的等に応じて方法を変える必要があります。「きほんのき」のコンセプトに従い、まずは対象者の安全を最優先した介助方法について述べます。
私の愛車にはカーナビを装備していません。純正のインダッシュ式ナビは高価ですし、普段の運転では全く使わないからです。けれども不案内な遠方へ行く時には必要性を感じることもあります。そこで今回、ポータブルナビを車載することにしました。
俺らが住んでるこの宇宙は138億年前に生まれたらしい。太陽系の誕生は46億年前や。現生人類は今から30~20万年前に現れたんやって。宇宙の長い歴史からすると、ほんのちょっと前のことなんやなぁ。俺はあとどれぐらい地球に居られるんやろか…。
コロナ騒動で物議を醸しながらも、東京五輪は連日熱戦が続いています。私自身はテレビにかじりつく程ではないですが、懸命に闘っている選手の方々を観ると、自然と応援したくなります。それにPTは一応「運動の専門家」でもありますから。
タレントの松本伊代さんが、脊椎圧迫骨折で療養なさっているという報道を目にしました。中高年女性は骨密度が低下しやすく、思いのほか簡単に骨折するものです。コロナ禍で長期間の外出自粛が続く今、急激で負荷の強い運動は注意が必要ですね。
30代前後のプロ野球選手が、一塁へいく途中であっさり肉離れを起こす場面を時々見かけます。「加齢性変化」と言うと随分お年寄りのイメージになりますね。けれども、筋肉や椎間板などの軟らかい組織は意外と早い段階で老化が始まるものです。
タイヤの空気は走行距離にかかわらず自然に抜けていくものです。空気圧が低いと燃費は悪くなりますし、逆に高過ぎると走行が不安定になったりタイヤの偏摩耗にもつながります。そこで今回は空気圧点検の方法についてご紹介したいと思います。
医療・介護従事者による対象者への不適切な言葉づかいについては度々取り上げてきました。ごく例外的な場面を除いて敬語は必須というのが私の考えですが、一向に無くならない「タメ口」について、その要因を改めて考察してみたいと思います。
私事ですが、今年の3月に50歳を迎えました。これまでの人生に一片の悔い無しと言いたい所ですが、「勉強も遊びも若い頃に目いっぱいやっておくべきだった」と後悔しきり。うかうかしている内に、もう半世紀も生きてしまったという感じです。
東京オリンピックまであと1ヶ月ちょっとやな。世間では開催の是非とか観客数で揉めとるけど、俺にはよう分からん。ともかく開催する方向で進んでるみたいやから、今はただ選手の皆さんを応援するだけや。あ、ちなみに今回も手抜き記事やで。
医療に対して不信感のある患者さんが、「自分の身体は自分が一番よく知っている。偉そうに指図するな!」と、医療従事者に反論することがあります。私の父親もそうでした。よく暴言を吐いて、主治医や看護師に嫌われていたものです。
日本では国民皆保険制度を運用しています。これによって、病気や怪我など万が一の時には国民の誰もが全国の医療機関で平等に医療を受けることができるとされます。皆保険を維持するための財源として、保険料とともに公費が投入されています。