傷病者の救護について
今は携帯・スマホを1人1台所有する時代。緊急連絡もしやすくなりましたね。外出時に救急セットなどを持ち歩く読者さまはいらっしゃいますか? 私はそこまで用意周到ではありませんが、最低限の物は備えておかなければと思う今日この頃です。
PT養成校の学生だった25年前、道端で倒れていた人の救護に当たった事例を振り返ります。経験不足もあり、不測の事態を目の前にして慌ててしまいましたが、ベテランと呼ばれるようになった今でも急変患者に対処するのはなかなか難しいです。
数日前、地下鉄の駅構内で倒れている女性に遭遇しました。救急隊が到着するまでの間、私は数名の方々とともに救護に当たりました。これまでにも何度か同様の場面に出くわしましたが、いざという時には医療者であっても焦ってしまうものです。