長いこと生きてたら、厳しい局面に出会う機会はたくさんあるわな。
それは人間だけやない。俺らフィギュアでも同じやで。
ネットショップの不良在庫として廃棄処分される寸前やった頃も、ブログの画像モデルの今も、しんどいことはそれなりにあるもんや。
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1.時間は全ての人間に等しく流れる
そういや、この前の相撲の撮影なんか相当キツかったな…。
すなおさんの撮影現場は、求められる水準がとにかく高いんや。
黒澤明監督なみに厳しいんやで。
※『【ダークフィグマの毒舌日記:その4】フィグマとのガチンコ相撲対決』より。
画像モデルとしても、特にプレッシャーが掛かる場面やな…。
こんな時、俺はいつも撮影が終わったあとの事を考えてる。
すなおさんもフィグマも、終わったら「お疲れさん」って声を掛けてくれる。
特別誉めてくれるわけやないけど、労をねぎらってくれてるのは伝わるから、やっぱり胸に響くわ。
それから、仲間たちと一杯やりながら撮影の苦労話をするのもちょっとした楽しみやな ♪
そして何よりも、読者さんが楽しんで観てくれるのが一番嬉しい事や。
つらい仕事が、楽しい思い出に変わる瞬間や…。
時間をどう使うかは人によりけりやけど、平等に与えられてることだけは確かやな。
つらかろうが楽しかろうが、全ての人に同じように流れ、やがて過ぎ去っていくもんや。
苦しい時間が自分だけいつまでも続くっちゅうことは、絶対に無い。
せやから、しんどい場面ではいつも
つらい事は、いつか必ず終わる。
そして生きてる限り、明日は必ず来る。
その後は楽しい事が待ってるんや✨
こう自分に言い聞かせて乗り切るのが、俺のモットーや。
2.対処方法は人それぞれだが…
苦難に直面した時、どう対処するかは人それぞれや。
◆真正面から打ち破る。
◆壁を乗り越える。
◆迂回する。
◆一旦引き下がる。
◆逃げる。
俺はできるだけ逃げへんようにしてるつもりやけど、時には弱気になることもある。
必ずしも「正面突破」が理想とゆうわけやないで。
その時の状況や自分の力量によっては、「迂回する」とか「逃げる」方がええ場合もある。
時間は決して止まることなく、全ての人に平等に流れていくんやから、うまくやり過ごすのも処世術としては大事や。
人間の言葉にも、「時間が解決してくれる」ってのがあるやろ。
ただ、壁を乗り越えるにせよ一旦引き下がるにせよ、「つらい事はいつか終わる」と思えるようになるまでには、ある程度の人生経験が必要や。
俺自身、そう思えるようになったのはネットショップの倉庫の中で不遇な日々を耐えてきた経験があるからやろうし、すなおさんに引き取られてからは画像モデルとして厳しく鍛えられてきたっちゅうこともあるやろな。
すなわち、一定のストレス耐性を身につけるのが不可欠とゆうことや。
3.失敗させてはいけない?
人間の世界では最近、「誉めて育てる」とか「成功体験を積ませる」とゆうような教育方法が勧められてるみたいや。
すなおさんから聞いたことがあるけど、リハビリの場面では特にそうみたいやな。
患者さんには、
「少しでも上手くいけば、とことん誉める」
「ちょっとの失敗体験と、たくさんの成功体験」
こおゆうのが大事なんやって。
せやけど、子供のしつけとか職場教育に「誉めて育てる」「成功体験」を杓子定規に当てはめるのは、どうなんやろ。
ややもすると、教育する側もされる側もちょっと勘違いして「叱ってはいけない」「失敗させてはいけない」みたいな風潮になってるのかも知れん。
これもすなおさんから聞いたんやけど、親や教師からちやほや誉められるだけで育った実習生や若手職員は、ちょっと叱っただけでヘソ曲げたり、すぐに辞めたりするんやって。
感情的に「怒る」のと、相手の将来を案じて「叱る」のは違うと思うんやけど、そんな区別は通用せえへんらしいわ。
最近はすぐに「パワハラ」とか言われるし。
まぁパワハラに厳しい世の中というのは、それだけ社会が成熟した証拠とも言えるし、メリットも多いから否定はせえへん。
ただ、教師もスポーツ指導者も職場の上司も、必要以上に「パワハラ」と言われる事を恐れて萎縮してるとしたら、それは良くない一面なんやろうと思う。
最近の人間教育っちゅうのも、なかなか難しいもんや。
フィギュアの俺にはよう分からんわ… (~_~;)
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4.我に七難八苦を与えたまえ
長い人生の中では、つらく当たられたり、けなされたりする事もあるわな。
社会に出たら、自分を認め誉めてくれる人だけがいつも身の回りに居るとは限らんのや。
すなおさんも病気療養時代、たいていの人は優しく接してくれたみたいやけど、ハンデがあることに無理解やったり、中には感染症っちゅうことで差別したりする人も居たらしいわ。
それが今、医療従事者としてのすなおさんの糧になってるのは間違いないことや。
俺も左手首の脱臼癖というハンデがある。
ネットショップの店長からは「出来損ないのフィギュア」と侮辱されたもんや。
しかし、だからこそ他者の痛みも理解できる。
そう考えると、叱られるのも感情的に怒鳴られるのも、失敗・挫折を味わうのも、その人の将来にとっては必要不可欠な体験なんやろな。
親(上司)が、子供(部下)のために何本かのレールを敷いといてやるのは構わんと思うで。
脱線しそうになった時は、その都度軌道修正してやったらええ。
完全に脱線して、バラバラになってしまったら元も子もないからな。
けどな、過保護は禁物やで。
レールの上をどうやって進んでいくかは、ある程度子供に任せてやらんとな。
破滅してしまう事だけは避けた上で、
◆失敗を恐れず、貴重な経験として捉える。
◆いつでも再チャレンジできる機会を与える。
この2つを約束して温かく見守ってやることが、教育者としての務めなんやろうと俺は思う。
……おいダーク、今日はえらい説教じみた内容やったな。
最近ずっとドラマ仕立てになっとったからな。
記事カテゴリーの本来の目的に戻っただけや。
まぁ、何たって『毒舌日記』やもんな…。
ダーク節全開っちゅうとこか。
せや。今日は「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」というありがたいお話や✨
お坊さんの説法みたいや…。
要は「可愛い子には旅をさせよ」ということやな。
ま、俺らも日々努力せなあかんわ。
そおや。人の一生は重き荷を負いて遠き道を行くがごとしや。
徳川家康か。とことん真面目な話やなぁ…。
お、ダーク、やっと雨が上がったで!
ほら、光芒がきれいやなぁ~ ♬
ホンマや…。さあ、明日も一歩ずつ前に進もか~ ♪
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