集合住宅では、よく騒音が問題になりますね。
我が家は一戸建てですが、都会の住宅地で生活しているため騒音に悩まされることが度々あります。
特に、クルマから発せられる音は近所迷惑になりがち。
自家用車を所有する上で最低限のマナーは守りたいところです。
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1.不要な暖機運転
自宅前で、エンジンをアイドリング状態で掛けっぱなしにしている人がいます。
ひどい時は20~30分も。
早朝・深夜にこれをやられると、迷惑この上ありません。
いったい何のためでしょうね。
エアコンの効いた車内で「人待ち」の場合もあるでしょう。
それとも、暖機運転のつもりでしょうか?
昔のクルマでは、エンジン内に燃料を送り込むのに『キャブレター』という機械式の装置を使っていました。
一方、現代のクルマはコンピューター制御の燃料噴射装置『インジェクター』が搭載されているため、アイドリングによる暖機はほぼ不要になっています。
それに、暖める必要があるのはエンジンだけはありません。
変速機やサスペンション・ブレーキ・タイヤなどは、結局走り出さなければ暖まらないのです。
私自身、休日は朝からドライブを楽しむことがありますが、エンジンを始動したらすぐに出発します。
ただし、エンジン回転数は2,000rpm以下でソロソロと走り出します。
いわゆる『暖機走行』です。
いきなりガンガン走ると各部を傷めてしまうのは、生身の人間と同じ。
5分も暖機走行すれば、あとは普通に走っても問題ありません。
駐・停車時のアイドリングストップが条例で義務づけられている地域もあります。
近所迷惑を避けるためにも、不要な「エンジン掛けっぱなし」は止めておきましょう。
2.ドアを閉める音
ドアを思いっきり「バァン!」と閉める人も多いですよね。
自宅の前でこれをやられると、「ドンッ」という鈍い音とともに、窓ガラスや壁までビリビリッと振動することがあります。
半ドアを避けたいのでしょうが、車内の空気を一気に圧縮することもあり、意外と周囲に響きます。
昼間なら「お互い様の生活音」で済ませられますが、寝ている時はビクッとします。
早朝・深夜はもう少し気を遣っていただきたいものです。
3.電子音
最近のクルマは、ドアの施錠・解錠時に「ピピッ」という電子音が鳴りますね。
ミニバンなど、スライドドアを閉める時にやたらピーピー鳴ります。
私が神経質過ぎるのかも知れませんが、やはり早朝・深夜だけは気になります。
自宅前で荷物などを積み込んでいるのか、繰り返しピーピーやられることがあり、少しイラッとしてしまいます。
人工的に造られた音は、時として耳障りになるもの。
集合住宅でも隣人の電子レンジの音が気になったりするのと同じです。
前述のように、私も朝からドライブに出かけることがあります。
なので、我が愛車『アルトワークス』は施錠・解錠時の電子音を消しています。
取扱説明書にはキャンセルする方法が記載されていなかったので、定期点検時にディーラーに頼んで消してもらいました。
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4.マナーを守って楽しいカーライフを
生活のなかで多少の音が出るのはお互い様です。
クルマから発せられる音も生活音の一部ではありますが、常識的に「普通の人が就寝している」時間帯には十分気をつけたいものです。
他者への思いやりを大切にしながら、それぞれのカーライフを楽しみたいですね。
それでは、最後までご覧下さいましてありがとうございました m(_ _)m
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