すなおの愛車遍歴・第3回は、私の生涯で2台目かつ初めて新車で購入した、BMW『ミニ・クーパーS クーペ』です。
所有期間は2013年4月~2020年3月までの7年間。
「一生に一度はスポーツカーを所有してみたい」という願いを成就したという点では、私の人生において非常に意味のある1台と言えるでしょう。
※以下のウェブサイトより画像を引用させて頂きました。
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1.私の愛車紹介
MINI COOPER S COUPÉ
◆全長×全幅×全高:3,745×1,685×1,380㎜
◆車両重量:1240㎏
◆乗車定員:2名
◆エンジン形式:DOHC4気筒ツインスクロールターボ
◆総排気量:1,598㏄
◆最高出力:184PS/5,500rpm
◆トランスミッション:6速MT
BMWミニは、現行モデルでは5ドアの売れ行きが好調のようですが、当時は3ドアハッチバックが主流でした。
そんな中、2シータークーペという過激なスタイルで登場したのがこのモデルです。
2.購入までの経緯
過去記事でご紹介したように、私はもともとクラシック・ミニに乗っていました。
購入当初から数々の機械トラブルに悩まされ、ややウンザリしていた頃、ネット上で公表された『MINIクーペ コンセプト』の斬新なスタイルに心を奪われました。
このコンセプトモデルが、ほぼ同じスタイルのまま2011年に発売されたのです。
2013年、クラシック・ミニを手放した私は、この2シータークーペという不便極まりない車の購入を決意しました。
結果的にミニからミニへ乗り換えたわけですが、特にミニというブランドにこだわりがあったわけではありません。
たまたま『MINIクーペ コンセプト』が私の感性に一致したというだけのことです。
まさに一目惚れですね。
3.ミニ・クーパーS クーペの特徴
利便性という点では、4~5人乗りのMINIの他車種には遙かに及びません。
明らかに「売れるはずの無い」モデルを造ってしまうあたりが、さすがクルマ文化たる欧州メーカーの良いところ(?)です。
実際、歴代MINIのなかでも販売台数は低調であり、たった数年で生産終了となってしまいました😓
「変なカタチ」と揶揄する人もいるようですが、私はあまのじゃくなのでカッコいいと思います(^^ゞ
可変リヤウイングも素敵💕
1)良かった点
①安定性とクイック感の両立
もともとイギリス車であったローバー・ミニがBMWに買収され、今どきの車として生まれ変わったのが現在のMINI。
高速走行でのドッシリとしたフィーリングは、実質的にドイツ車であることを認識させられます。
それに加え、このクーペタイプは3ドアハッチバックよりもボディのねじれ剛性が高められており、クラシック・ミニ時代の「クイックなハンドリング特性」をも再現してくれています。
曲がりくねった峠道でのドライブの気持ちよさは、もう最高でしたね🎵
②ハイパワー&高トルク
プロのドライバーでも何でもない私には持て余すほどのハイパワー。
楽しい反面、扱い切れないストレスも少しありました。
低速トルクも極めて太いため、発進でエンストする不安は全く感じなかったです。
③燃費が良い
街乗り中心で平均12㎞/L、意識してゆっくり走れば16㎞/Lまで伸ばせました。
このテの車としては、なかなかの低燃費だったと思います。
燃料タンク容量は50Lで、遠出も余裕でした。
④トランク容量が大きい
2シーター、すなわち後部座席が無いことからトランク容量は240ℓとかなり大きめで、夫婦2人でのドライブ旅行には最適でした。
2)悪かった点
①ちょっとした故障は多め(?)
エアコンのファンモーター固着・フロントバンパー付近の異音・タイヤ空気圧センサーの異常などなど、日本車と比較するとトラブルはやはり多めでした(クラシック・ミニほど酷くはありません)。
②価格・維持費ともに高い
全長約3.7mのコンパクトカーとしては、異常なほど高額です。同クラスの日本車の2倍の値段と考えて下さい😅
車重も結構重いため、タイヤやブレーキパッド・ディスクローターの減りも早く、交換費用が嵩みます。
車検や修理費用も全般的に高めでした。
これからMINIに乗りたいという方々は、ちょっと覚悟しておいた方が良さそうです。
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4.そして軽自動車へ…
前記の通り維持費が嵩むことから経済的に余裕がなくなり、今年3月、軽自動車に乗り換える際に下取りに出してしまいました(T_T)
約7年、48,000㎞の付き合いでしたが、「一生に一度はちょっと贅沢して、カッコいいスポーツカーに乗ってみたい」という夢を叶えてくれました。
私は、生涯この車に感謝すると思います。
ありがとう、我が青春のミニ・クーパーS クーペ君…😭
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