私は今まで、身近な人から「偏固」とか「あまのじゃく」などと評されたことがよくあります。
自分ではそんなつもりはないのですが、客観的に自身の言動を振り返ってみると、確かにそうなのかな…とも思えます。
どうやら、あまり『すなお』とは言えないようですね…。
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※語句の意味は、以下のウェブサイトから引用させて頂きました。
1.言葉の意味を再確認
「偏固」とは、関西人がよく使う言葉ですね(大阪弁?)。
「偏屈」の方が、他の地域の人には分かりやすいでしょうか…。
『goo辞書(小学館「デジタル大辞泉」)』によれば、
へん-こ【偏固】:心がかたよって、頑固なこと。また、そのさま。偏屈。
へん-くつ【偏屈】:性質がかたくなで、素直でないこと。ひねくれていること。また、そのさま。
ま、どっちにしてもあんまり良いイメージを抱かないですね…。
「偏屈・頑固・変人」が合わさって「偏固」になったという説もあるようです。
ヒドい…(^_^;)
ちなみに、「あまのじゃく」って?
あま-の-じゃく【天の邪鬼】:わざと人に逆らう言動をする人。つむじまがり。ひねくれ者。
なるほど。しかし「つむじまがり」って…(-_-;)
2.人と同じ行動をするのがイヤ
①読書
私は「ベストセラー本」とか「◯◯賞受賞作」を好んで読むことはあまり無いです。
読むとしても、ブームが落ち着いてから数年後くらいでしょうか。
書店で良質な本を探索するのは楽しいです。当たった時には嬉しくなりますし、ハズレだとがっかり。
それも本選び&読書の醍醐味だと思います。
②映画
「興行収入◯◯億円・観客動員数◯◯人!」などと喧伝されると、よけい見に行くのがイヤになります。
やはり数年後に、自宅で落ち着いてビデオ鑑賞するのが常です。
私は「行列のできる店」には絶対に並ばない人です。
③服装
普段着は、ゆったり目の服がほとんどです。
上着はMがちょうど良いサイズなのですが、いつもLかLLを買います。
昔、「もう少しシュッとした服装の方が爽やかに見えるよ」と友人から忠告を受けたこともありますが、タイトな衣類は動きにくく感じるので好きではありません。
スーツのトレンドについては、数年前まではスリムなデザインが流行っていたように思いますが、最近は逆にゆったりとしたクラシカルなシルエットのものが見直されてきているようですね。
そもそも私は医療・介護現場のPTなので、仕事上スーツを着る機会は少ないですが、必要な時は20年以上前に買った安物をいまだに着続けています。
やはり、ゆったりしたデザインのものです。
ともかく服装のトレンドなど全く関心が無いので、流行が変わるたびに買い足したくなるということもありません。
④白衣の着こなし
私服とは真逆に、仕事着である白衣をピシッと着こなす事には並々ならぬこだわりを持っていました(今は介護施設なのでポロシャツです)。
自分自身が病気で長く入院していた頃、医療従事者の颯爽とした白衣姿に憧れたというのも理由のひとつです。
ところが、首の付け根にある第一ボタンを外しているPTがやたら多いですね。
自分の個人的な好みを他者に押しつけたくはありませんが、制服となると話は別です。
もちろん医療接遇としての意味合いからですが、私は管理職になって以降、スタッフが第一ボタンを外すのを絶対に認めませんでした。
身だしなみに関する取り組みは一部の部下からは不評を買いましたし、他部署からも冷ややかな目で見られていました…困ったものです。
⑤顔文字
あるウェブサイトで、いまどき顔文字を使うのは時代遅れ…といった内容の記事がありました。
私がよく使うコレ→ (^_^;) は、めでたいことに
10代女子が「おじさん」を感じる顔文字トップ10
の第3位にランクインしていました…Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
そう言われると意地でも使いまくってしまうのは、やっぱり偏固であまのじゃくなのでしょうか…(^_^;)
⑥携帯電話
いまだにガラケーを使っています。
これについては、過去に記事にもしています。
「頑なにスマホを拒んでいる人」という誤解をよく受けます。
そういう事を言った覚えは無いのですが…。
物を大切に。
使えるものは最後まで使い切りなさい。
つねづね親に説教されて育ってきたものですが、そう洗脳(?)されたせいか、「物を捨てられない人」になってしまいました。
幸か不幸か妻もそういう性格なので、すなお家では断捨離が一向に進まず、不要なモノが溜り続ける一方です。
⑦自動車
私が今までに所有したのは、この2台のみです。
1台目:ローバーミニ
2台目(現在所有):BMWミニ
※画像引用元:Pixabay
元々、外車とか「ミニ」というブランドに思い入れがあったわけではありません。
差し支えのない無難なデザインの車には乗りたくないな…と思って物色していたら、結果として外車になったのです。
しかも、マニュアル(MT)車。
今や98%以上がAT車の時代であり、MT車は絶滅危惧種と言われて久しいです。
諸経費を考えると、カーシェアとか、必要な時だけタクシーを使うなどの方がよほど合理的と言われますね。
あえて自家用車を所有するという不合理を取るのなら、とことん非合理的で趣味性の高いものにしたいというのが、「外車でMT車」を選んだ理由です。
ミニのコックピットは一風変わっています。
ダッシュボードの中心には、体重計のようなどでかい速度計が鎮座しており、カーナビを設置する余地もありません。
まさに不合理の極みです。
ただ、外車は修理や部品交換にかかる費用がホント高いです(~_~;)
もし買い替えるとしたら、次は国産車にしようと考えています。
⑧バイク
写真を見て「ひとめぼれ」で購入しました。
Kawasaki・Z250SL
※画像引用元:webオートバイ
私はカッコいいと思うのですが、どうやら超不人気車種だったようで、国内ではすでに販売中止となっています。
他にも偏固であまのじゃくな生態(できれば「こだわりが強い」と評して欲しい)は色々ありますが、キリがないので今回はこれくらいにしておきます(^_^;)
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3.年相応の柔軟性を身につけたい
私は偏固と誤解(?)されがちですが、理学療法というものを決してマニアックにすること無く、普遍性のある技術として世に広めるのが国家資格者の役割だと考えています。
ところが、経験20年を超えるようなベテランPT・OTの中には「◯◯法」などといった怪しげなテクニックを振りかざす「自称・職人」も少なからず存在します。
私はそういう人とは立場的に相容れず、議論しても平行線になることが多かったです。
ちなみに「◯◯」には、その治療手技を開発した人物の名前が入るのですが、こういうのはたいてい科学的根拠が不明確なものです(全く役に立たないとは言いませんが)。
その点、ことリハビリテーション医療に関しては、むしろ医師とか看護・介護職員の方が合理的・科学的に捉えているように思えます。
ゆえに、私は患者さんの診療に関するカンファレンスなどでは医師・看護師などの他職種とは意見が一致するのに、同業種(PT・OT)からは異端視されるというような事も経験しました。
また、これは全ての医療従事者に言える事ですが、「良質な医療を提供し、地域社会に貢献する」という真の目的はそっちのけで、専門職としてのメンツとか個人(or 自部署)の利益を優先する人が意外に多いのにもビックリしました。
そんな時、私は私で自分にとっての正義を振りかざしてしまい、結果として疎まれる事もありました。
若い頃は、自分のアイデンティティーを確立することが大切だと信じてきたのですが、人間関係はそれだけではダメなのですね。
これも「偏固でひねくれ者」であるがゆえでしょう…。
アイデンティティー【identity】:自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。自己同一性。
私のハンドルネーム『すなお』の意味は、「従順であれ」ではなく「自分の信念をもって真っ直ぐ生きよ」だという事を以前の記事で書きました。
とは言え私ももうアラフィフですから、年相応に柔軟性のある思考と包容力を身につけたいものです。
今回も諸事情により記事を作る時間が充分取れず、大した意味のない内容となってしまいました(^_^;)
自己満足にお付き合い下さいました読者の方々に、お詫びとお礼を申し上げます。
最後までご覧下さいましてありがとうございました。
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