すなおのひろば

中高年の健康と若手理学療法士の未来をサポートするブログ

◆薄着が祟ってか、不覚にも風邪の徴候が…ヤバい(^_^;) 長袖に衣替えして仕事に行ってきます(10/15)

【老いを考える:その5】子供がいないということ

f:id:sunao-hiroba:20190912194413p:plain私たち夫婦は、20年ほど前に結婚しました。

当時私はPT2年目で、年収は300万を少し超える程度。

妻は実家の商売を少し手伝っていましたが、実質的には専業主婦でした。

今思えばそのような経済状況でよく結婚に踏み切ったものですが、もし子供ができたとしても、質素に暮らせば何とかなるだろうと安易に考えていました。

 

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1.子供を望んでいたものの…

ただ、妻はある身体的理由から、子供を授かるのが少し難しい状況でした。

お互い子供は欲しかったのですが、それでも私たちは「自然のなりゆき」に任せることにしました。

不妊治療をしている方々が「不自然だ」と言いたいわけではありませんので、悪しからずご容赦下さい。

 

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結果として授かることのないまま、もう子供のできない年齢になってしまいました。


里親になることも検討してみましたが、「人の子を育てるのは、実の子より色んな意味ではるかに難しいだろう」ということから、結局は断念しました。

それも、夫婦でよく話し合って決めたことです。

 

2.子供は3人産むべき?

以下は私個人の考えであり、違う意見をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。

炎上させるつもりはありませんので、サラリと読み流して頂けると嬉しいです(^_^;)

 


ある政治家の

「女性は子供を最低3人は産むように」

という発言が非難された事があります。

 

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正確には、

「結婚しなくてもいいという女の人が増えている。お子さん、お孫さんには子供を最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」

という文脈だったようです。


批判の理由としては色々あるようですが、主なものを挙げてみます。

 

①子供3人産めというなら、

f:id:sunao-hiroba:20190912200407p:plain⇒保育施設の充実等、子育てしやすい環境作り
⇒育児と就業の両立を容易にするための法整備
⇒所得向上のための景気対策

などの政策に取り組むのが政治家の仕事ではないか?

まぁ、これは正論と言えば正論ですね。

要は、政治家は「産める社会」を作れ、という事でしょう。

 

②女性を軽視(差別)している。

f:id:sunao-hiroba:20190912200536p:plainそういう解釈もあり得るのでしょうが、正直よく分かりません。

「女性は子供を産む機械」などは、さすがに軽視・蔑視と言われても仕方ありませんが…。

 

③子供が欲しくてもできない女性(夫婦)への配慮に欠ける。

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そこまで配慮して発言する必要ある? というのが正直なところです。

少なくとも私たち夫婦は、この政治家の発言で精神的に傷ついたりはしません。
子供ができなかったことを直接責められているわけではありませんから。

 

④「結婚・出産をしない人生」を否定している。

こういう受け止め方もあるのでしょうかね…。

確かにこの発言からは「結婚・出産しない女性」を肯定的に捉えていないようにも感じられますが、実際この政治家がどう考えているのかはよく分かりません。

 

3.暗黙の了解として

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少子高齢化が問題視されている昨今ですが、

「世界の人口が77億(2019年現在)なんて多過ぎる」

「人類なんて地球からいなくなった方が良い」

と考えている人にとっては、これ以上何も申し上げることはありません。

私もその考えには一理あると思うからです。


余談ですが、善悪の概念など、ヒトの脳が(自分たちにとって都合の良いように)作り出した幻想のようなものではあります。

その一方、良いことと悪いことを区別したり、法律で定めたりするのは、人間社会を持続的で秩序あるものにするための知恵とも言えます。


ほとんどの人は、人類はいつ絶滅しても良いなどと思ってはいないでしょう。

そうであれば、

「子供を産み育てるのは、基本的に良いことである」

という暗黙の了解(社会的合意)はあって良いのではないかと考えます。

 

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例に挙げた政治家はそれまでにも失言を繰り返しており、政敵やマスコミは「揚げ足」を取るために待ち構えていたと思われます。

そんな中での発言としては、ちょっと軽いなぁ…とは思いますが、強く批判されるほどのものでもないと感じました(私が男性だからでしょうか…)。

文字通り「暗黙の了解」として黙っておけば良いものを、わざわざ明言してしまったのが「揚げ足を取られる」ことにつながったとも言えるでしょう。

 


「あえて出産しないことも含め、どんな人生を歩むかは個人の自由だ」


このように主張する人もいますが、そもそも両親が自分を産んでくれていなければ「自由と幸福を追求する」ことなどできないのもまた事実です。

そういう意味では、子供を授かることを望むのは、生物として自然なことだと私は考えます。

 

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「子孫繁栄は良いこと」という基本的合意の下で、同性愛・同性婚・未婚なども含めた「人生の多様性・選択権」も同時に尊重されるのであれば、それはそれで良いのではないでしょうか。

互いに合意形成の無いまま一方的に「子供3人」発言を批判するのであれば、「子を作らないのは個人の勝手だ」という言い分も、同じくらい批判にさらされても仕方がないように思います。

 

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4.子供のいない私にできること

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「どんなに産みたくても、育てにくい社会なら産めないよ!」

この主張は確かに正論ではあります。

年収300万の私たちに子供が3人できていたら、結構大変だったかも知れません。


しかし、私は何でもかんでも人のせいにするのが好きではありません。

政治家は国民を代表して「子供を育てやすい環境づくり」に励んで欲しいですが、同時に私たちも子育てを底辺から支え合う社会を形成するよう努めたいものです。

 


私たち夫婦のように子供のいない中高年は、社会的にみて存在価値が無いのか? というと、そういうわけではないと思います。

仮に出生率が2であったとすると、その集団の中には子供が3~4人の女性もいれば、0人ということもあり得るわけです。

これは統計学的にみて当然の分布(ばらつき)であり、子供が0人だから存在している意義が無いというわけではありません。


そもそも自分の存在価値というものは、自身で地道に努力し付加するものではないでしょうか。

 

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自分の子供を立派な社会人になるまで育てた人は、それだけで充分社会に貢献したと言えます。

そういう人は、老後を自分の幸せや満足のためだけに使っても、誰にも文句を言われる筋合いはないでしょう。



しかし、私たちは里親にさえもなれませんでした。

私は子育ての苦労というものがよく分かっていません。

 

なので私の言うことはやや説得力に欠けるのですが(汗)、子宝に恵まれなかった分、自分が属する地域の中で、次世代の子供たちのために間接的にでも何か貢献できることがあれば…と考えています。

 


現在は週2回しかPTとしての実務を行なえていませんが、来月からは3回に増やします(あまり代わり映えしませんが)。

f:id:sunao-hiroba:20190912205548p:plain同時に「学校保健活動」にも微力ながら携わっていく予定です。

これは子供の健康増進に関する行政活動であり、小・中学校における運動機能調査や講義など、理学療法士協会としても積極的に協力すべき事業のひとつです。


ブログは今のところ週2本ペース。来月以降さらに投稿頻度が下がるかも知れませんが、最低でも週1本は維持したいです。


ま、いずれにせよ大したことはできていませんが…。

今は自分のできる範囲で、ささやかながらも世のため人のために役立ちたいと思いながら、日々を過ごしています。

 

 

www.sunao-hiroba.com

 

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