コロナ騒動で物議を醸しながらも、東京オリンピックは連日熱戦が続いています。
私自身は「テレビにかじりついて…」という程ではないですが、一生懸命闘っている選手の方々を観ると、自然と応援したくなります。
それに、PTは一応「運動の専門家」でもありますし😅
当記事では、これまでの注目選手についての雑感を、かつての思い出とともに綴ります。
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1.真の格闘家・濱田 尚里選手
柔道女子78キロ級の濱田 尚里(はまだ しょうり)選手。
見事な金メダルでした。おめでとうございます🎌
濱田選手は知る人ぞ知る寝技のスペシャリスト。
私が見た中では、女子柔道選手で最強かも。
その強さもさることながら、勝利してもなお畳の上で感情を露わにせず、淡々としているのも好印象でした。
ガッツポーズとか、日本の国技には似つかわしくない。闘った相手に対しても不敬です。
……まぁ、こういうの古い考え方なんでしょうね。
「勝って兜の緒を締めよ」
今では死語なのかもしれません。
高校の頃、国語の先生に薦められ、井上靖 氏の長編小説『北の海』を読んだことがあります。
高専柔道(かつて寝技で最高峰を誇った柔道の一派。「講道館柔道」とは対極をなす)にのめり込む主人公の青年は、作者自身がモデルです。
物語の詳細は割愛しますが、今回の濱田選手の活躍でこの小説を思い出し、また読みたくなりました。
2.スケートボード初代王者・堀米選手と西矢選手
スケートボード男子ストリートの堀米 雄斗(ほりごめ ゆうと)選手。
そして女子ストリートの西矢 椛(にしや もみじ)選手。
初採用の競技で金メダル! おめでとうございます✨
堀米選手の活躍は何年も前から存じていましたが、正直金メダルを取れるとまでは思っていませんでした。
やはり初代王者はスケートボードの本場アメリカかと。
実は私自身、高校の頃1年半ほどスケートボードに興じていたことがあります。
当時はスケボーブームの真っ只中。私自身は興味が無かったのですが、友人に勧められて始めたものです。
残念ながら高校2年の秋に内科疾患で入院することとなり、断念してしまいましたが…。
当時(1980年代)の感覚からすると、スケートボードがオリンピック競技になること自体が夢のようです。
ましてや男女ともに日本人が金メダルを取るなんて、嘘みたい。凄いとしか言いようがありませんね😲
ちなみに、内科疾患が落ち着いた30歳になって「またちょっと滑ってみたいなぁ」と思い、衝動買いしたのがコレ↓
高校生の頃はトリックを5つぐらいこなせたものです(どれも基本的なものですが)。しかし30歳でリターンスケーターではさすがに難しい💦
数ヶ月遊んだ後、いつしか押入れの隅に追いやられてしまいました。
ところが今回の日本人スケーターの大活躍に触発され、20年ぶりに日の目を見ることに!
試しにデッキに立ってみると、そんなにフラつかない🎵
トリックはともかく、普通に滑るだけなら大丈夫かも?
妻や友人には、「50歳にもなって…。やめとき」と冷たく忠告されました💧
先日、「中高年は思わぬ怪我に注意…」という主旨の記事を書きましたが、一方ではスケボー。
あんまり説得力がありませんねぇ σ(^◇^;)
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3.賛否両論あるけれど
東京オリンピック開催の是非については、さまざまな意見がありますね。
以下、しがない医療従事者の個人的な考えとして読み流して下さい。
このたびのコロナ騒動の多くは、医療従事者やその職能団体、民間の病院経営者、そして危機を煽りたいマスメディアによって創り出された虚構のようなもの。
そんな「汚れた大人の事情」のために、前途あるオリンピック選手の夢を犠牲にするなんてことは、あってはならないと私は思います。
オリンピックそのものが商業主義的で汚れている、というのも事実でしょう。
しかし、物事はつねに正と負の両面があります。
スケートボードもそうですが、オリンピック大会はマイナースポーツが脚光を浴びる場でもあり、選手や競技団体にとって貴重な大舞台です。
そもそも選手には罪は無いのだから、積極的に応援せよとまでは言わないまでも、暖かく見守りたいものです。
中止論者の方々には不快に感じられたかも知れませんが、悪しからずご容赦下さい。
最後までご覧下さいましてありがとうございました m(_ _)m
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