すなおのひろば

中高年の健康と若手PTの未来をサポートするブログ

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【すなおのPT失敗談:その10】PT・OTの協働体制…④Hさんのその後

F主任が離脱した後も、回復期病棟でのHさんのリハビリは続きます。しかし、心身の衰弱は進んでいく一方でした。入院から2ヶ月半の時点で、脳腫瘍の摘出手術を受けた「B病院」へ再受診することとなりました。前回の受診から約1ヶ月が経過していました。

【すなおのPT失敗談:その9】PT・OTの協働体制…③F主任との対立構造

徐々に悪化していくHさんの状況に対し、カンファレンスでは「ADLを可能な限り維持しつつ、腰痛や精神的ストレスの軽減を図る」という方向で話がまとまりつつありました。次にOTからの報告が始まったのですが、F主任の発言に場の空気は凍りつきます。

【すなおのPT失敗談:その8】PT・OTの協働体制…②次第に悪化するHさんの状態

T字杖のリスクを考慮し、歩行器で病棟内を歩くようになったHさん。PTでは筋力・持久力訓練と歩行練習、OTは片麻痺機能回復訓練と応用動作練習を中心に行なっていました。入院してから約1ヶ月間、Hさんは順調に回復しているように思われましたが…。

【すなおのPT失敗談:その7】PT・OTの協働体制…①歩行器の是非を検討する

私がPT歴9年目の頃の話です。入院患者・Hさんのリハビリオーダーを受け、理学療法士の私と、作業療法士のF主任が担当になりました。HさんはT字杖で歩いていましたが、ふらつきがあるため、病棟内の移動の安全確保について検討する必要がありました。

【老いを考える:その5】子供がいないということ

私たち夫婦は、20年ほど前に結婚しました。当時PT2年目で年収300万程度。妻は家業を手伝っていましたが、実質的には専業主婦でした。そんな経済状況でよく結婚したものですが、子供ができたとしても質素に暮らせば何とかなるだろうと考えていました。

【腰痛とともに生きる:その6】日常生活動作の工夫…③日常生活・職業上の動作における留意点

日常生活上の姿勢・動作に注意する事は、腰痛セルフコントロールの根幹と言えます。これまで早朝の注意点や座位姿勢のあり方について述べてきました。今回はそれらの知識を踏まえ、改めて日常生活や職業上の動作における留意点を整理してみたいと思います。

偏固であまのじゃくな『すなお』の素顔

私は、身近な人から「偏固」とか「あまのじゃく」などと評されたことがよくあります。自分ではそんなつもりはないのですが、客観的に自身の言動を振り返ってみると、確かにそうなのかな…とも思えます。どうやら、あまり「すなお」とは言えないようですね…。

【腰痛とともに生きる:その5】日常生活動作の工夫…②座る時の姿勢について

現代人はイスに座っている時間がとても長いです。長時間座っていると腰椎は徐々に後弯し、腰に負担を与えてしまいます。それが慢性腰痛の大きな原因のひとつになっている事は疑いの余地がありません。今回は、座位姿勢の留意点について述べたいと思います。

【すなおのPT失敗談:その6】外来での松葉杖指導…<後編>組織における中堅PTの役割

松葉杖練習中にブチ切れた患者・Nさんと、逆ギレした担当PTのYさん。私が間に入って何とかその場は収まり、Nさんは無事入院することとなりました。ここで大切なのは、同じ過ちを繰り返さないようにするため、組織として対策を講じることでしょう。