すなおのひろば

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【すなおの愛車遍歴:その1】ローバー ミニ・クーパー 40th アニバーサリー・リミテッド

f:id:sunao-hiroba:20191027103314j:plainこのシリーズでは、私が今までに所有していた自動車&バイクに関するよもやま話を綴っていきます。

初めての車は、イギリスを代表する小型大衆車『ローバー・ミニ』の40周年記念モデルです。

所有期間は2009~2013年までの4年間。

色々と不具合も多かったのですが、運転する喜びを与えてくれたという点で、とても印象深い車でした。

 

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1.イギリスが生んだ大衆車『Mini』の概要

ミニが誕生したのは1959年。
イギリスの自動車メーカー・BMCが世に送り出した、歴史ある車です。

当時の西欧諸国はオイルショックの真っ只中であり、「経済的かつ4人乗車可能な大衆車」が求められていました。

それを受けて、天才技術者アレック・イシゴニスが設計・開発したのが、稀代の小型車・ミニだったのです。

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1960年代にはモンテカルロ・ラリーで3回優勝するなど、モータースポーツの世界でも輝かしい成績を残しています。

※画像引用元:ミニ (BMC) - Wikipedia

 

2000年までの実に40年間、基本的な設計を変えること無く生産され続けていましたが、末期は本国イギリスでは販売が振るわず、そのほとんどが日本へ輸出されていたようです。

アメリカにおいても、20世紀を代表する車の人気投票『カー・オブ・ザ・センチュリー』の第2位(1位はフォードT型)に選ばれるほど有名な車ですが、日本人にとってもミニは根強い人気をもつブランドなのですね。

 

2.私の愛車紹介

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※2011年7月 大阪府箕面市にて。

『ミニ・クーパー 40th アニバーサリー・リミテッド(1999年式)』

トランスミッション:4速MT
◆車体色:ブルックランズグリーン


長ったらしい車名ですね。
要は、1959年生誕後40周年を記念したモデルということです。

2001年以降、BMWの傘下でフルモデルチェンジした2代目MINIと区別するため、BMC→ローバーが製造していた初代ミニのことを「クラシック・ミニ」とか「オールド・ミニ」とも呼びます


1960年代の稀少なミニを所有する筋金入りのマニアからすると、1999年式のミニなど「クラシック・カー」とは呼べないのかも知れませんが、それでも基本設計は初期の頃と変わりません。

購入したのは2009年なので、すでに10年物。もちろん中古車です。

 

3.購入までの経緯

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私は、昭和40年代の生まれです。

スーパーカー」とか「レーサーレプリカのバイク」が全盛を極めた世代であり、私も周囲と同じく子供の頃から自動車・バイクが大好きでした。

高卒で就職した私の友人は皆、わずかな給料をはたき、また親のすねをかじるなどして車やバイクに乗っていたものです。

今の若い人には考えられないでしょうが、当時は車やバイクを所有することが若者にとってのステータスでした。

それに対して、私は病気で長期療養を余儀なくされたことや、大学・専門学校の膨大な学費を親に負担してもらっていたこともあり、若い頃は車やバイクを買える身分ではなかったのです。

 

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そして就職してからも、しばらくの間は金銭的に余裕がありませんでした。

何と言っても、駆け出しのPTはみんな薄給ですからね…(^_^;)

そういうわけで、私がこの車を購入したのは実に38歳、PT歴12年目の時でした。

 

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MT(マニュアル)のクラシック・カー。


免許を取得したのは20歳の時ですが、以来ほとんどAT車しか運転していませんでした。
今思えば、初めて所有する車としては無謀というか、チャレンジャーだったんだなぁ…と改めて感心(?)します(^^ゞ

どうせ買うなら、普通の人と同じ車はイヤ…。偏固であまのじゃくな私の本領発揮です。

 

4.クラシック・ミニの特徴

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※2010年4月 某高校の中庭にて(許可を得て撮影)。

1)とにかくクイック!

車体の全長3mちょっと。ホイールベース(前・後輪の軸間距離)2mそこそこのミニは、現代の軽自動車よりもコンパクトです。

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ハンドル操作に対して敏感に反応するところは、

「ゴーカートフィーリング」


と形容されるほどです。

パワステも付いていないのでハンドルはとにかく重いですが、それがかえってダイレクト感を高めています。

俊敏なハンドリングは運転する喜びを与えてくれる反面、急激な操作には過敏に反応するので危険です。

私は4年の間に3回ほどスピンしそうになりました。まぁ、峠道で調子に乗って飛ばしていたのが悪いのですが…。

2)ダイレクトな走行感覚

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クイックなハンドリングもそうですが、エンジンの騒音など身体に伝わってくる五感がハンパではありません。

乗車位置も低く、ロードノイズはじかにお尻へ伝わってきます。

今どきの車には無い感覚で、スポーツ走行が好きな人にはたまりませんが、同乗者にとっては苦痛でしかない場合も…。

3)トルク感・直進安定性は意外に高い

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思いのほか低速トルクがあり、発進時に誤ってエンストすることはほとんどありませんでした(もちろんラフなクラッチ操作は禁物ですが)。

アライメントが正常であることが前提ですが、タイヤの空気圧をしっかり管理してやれば、ホイールベースが短いわりには直進の安定性は極めて良好でした。

4)数々のトラブル

①燃料ポンプ

購入後わずか2週目に信号待ちで突然エンストし、立ち往生してしまいました。

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いきなりレッカー車のお世話になったのですが、原因は燃料ポンプの不具合でした。

丸ごと交換するハメになりましたが、保証期間内だったので幸い無料でした。

②冷却系

冷却系は、ミニの代表的な弱点のひとつです。

特に最初の1年間はラジエーターホースやリザーブタンクからのクーラント(冷却水)漏れに悩まされました。

どこかから少しずつ冷却水が漏れていく現象は、残りの3年間も完全には収まりませんでした。

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真夏のクーラー使用時に渋滞に嵌まったりすると、オーバーヒートの心配もしなくてはなりません。

幸か不幸か、私はクーラント漏れを念頭に、走行中は常に水温計に気を配っていたためオーバーヒートを起こしたことはありませんでした。

実際のところ、オーバーヒートが怖かったのでクーラーを使用したことがほとんど無く、真夏も扇風機で我慢していましたσ(^◇^;)

③エンジンオイル

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クラシック・ミニは、バイクのようにエンジンオイルとミッションオイルが共用になっています。

そのため劣化が早く、3,000㎞ごとにオイル交換をする必要があります。

ミッションケースやオイルレベルゲージからのオイル漏れは持病のようなものですが、私の個体は幸いにもオイルがうっすらと滲む程度で済んでいました。

④アイドリング不調

3年目以降は冬期になるとアイドリングが不調になり、エンジンが冷えている間は信号待ちで常にアクセルを吹かしておく必要がありました。

f:id:sunao-hiroba:20191027133151p:plain恐らくインジェクション系の不具合だったと思われますが、再三ショップに持ち込んでも一向に改善しませんでした。

これが4年で手放す理由のひとつとなってしまいました。

 

5.購入を検討している方々へ

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※2011年4月 淡路島にて。

日本人がこよなく愛するクラシック・ミニ。

ぜひ所有してみたいという物好き…いやいや、粋なカーマニアの方々へ、ちょっとした予備知識をご提供したいと思います(^_^)

1)1996年以前のモデルについて

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冷却系が弱く、真夏のクーラー使用は厳しいです。
オイル漏れにも気を配りましょう。

中古車市場でも程度の良い個体は少なくなってきているようですね。

ボディの造りは1997年以降のモデルよりもしっかりしているので、96年式で素性の良いものがあれば狙い目かも知れません。

2)1997年以降のモデル(最終型)について

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私は冷却水漏れなどに悩まされましたが、それでも最終型はエンジン・冷却系などの機関部に関しては比較的信頼性が向上しているようです。

エアバッグなどの安全装備も追加されています(クラシック・ミニに衝突安全性を求めるのは酷ですが…)。

一方、コストダウンのため96年以前のモデルよりもボディ鋼板が薄くなっており、防錆処理も不十分です。

ドアパネル下部など、錆の出やすい箇所はしっかりチェックしておく必要があります。

3)ATの信頼性は低い

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社外品の「強化AT」を組み込んで信頼性を高めている個体もあるようですが、そうでなければ何かとトラブルを生じやすいと言われています。

※画像引用元:ミニ専門店 ミニ屋 Ai フラジル


他にも、オートマのミニはクリープ現象が強いなど、運転する上でもやや扱いにくい面があります。

乗りこなす楽しさという意味も含めて、クラシック・ミニを買うならMTをおススメします。

4)日常点検はこまめに

◆冷却系(ラジエーターコア・キャップ・ホース類・ウォーターポンプ

◆オイル漏れ(ミッションケース・レベルゲージ等からの漏れ、滲み)

◆ステディーロッドブッシュの劣化

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私は走行前には必ずボンネットを開けて、これらをチェックするのがルーティンになっていました。

おかげで自動車のメカニズムにちょっと詳しくなりましたね(^^ゞ

※画像引用元:ミニ (BMC) - Wikipedia


ミニに限ったことではありませんが、タイヤの空気圧も1ヶ月に1回は必ずチェックしましょう。

5)スムーズな運転操作が肝要

現代の自動車に比べると、急激な操作に対する許容度が低いです。

MTのミニで、1速で高回転まで引っ張るのは禁物 です。

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これは現代のMT車でも言えることなのですが、1速は基本的に「発進用」です。
車が動き出したらすぐに2速へ上げる、くらいの感覚です。

※画像引用元:ミニ専門店 ミニ屋 Ai フラジル


小気味よくポンポンと2→3速へ入れて一気に加速し、4速で巡航する、という走り方でいけば、現代の交通の流れにも何とかついて行けるでしょう。

急激にクラッチを繋いだり、1速でぶん回したりすると車体がギクシャクしますし、ミニの場合ステディーロッドブッシュ(エンジンとボディを固定する棒に付属する緩衝材)の劣化が早まってしまいます。

 

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ハンドル・シフトレバー・アクセル・ブレーキ・クラッチの基本5操作は極力丁寧に行ない、同乗者が心地よいと感じるような、スムーズな運転を心掛けましょう。

良くも悪くも、運転の上手・下手が車の挙動にハッキリ現れるのがミニの特徴であり、醍醐味とも言えます。

操作が上手くいった時は、本当に気持ちよく感じられますよ ♪

6)信頼できる専門店で購入を

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「旧車選びはショップ選び」とよく言われますが、私もつくづくそう思いました。

私が購入したのは全国的にも有名な某ミニ専門店だったのですが、正直言ってメカニックの対応は不誠実でした。

不具合の原因を追究しようという意志が全く感じられず、業を煮やしてこちらから注文をつけると露骨にイヤな顔をされました。

最終的に4年で手放したのも、それが大きな理由です。


どんなトラブルでも自分で判断でき、路上でも何とか直せるよ、というくらいの自信が無いのであれば、十分に信頼できる専門店で購入することが望ましいです。

 

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6.さいごに

いったい何のブログか分からなくなってきましたね…。

私は自動車の専門家ではありませんので、不適切な内容も含まれているかも知れませんが、何とぞご容赦下さい <(_ _)>

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あまりニーズが無いことを承知で、暴走気味に始めてみたこのシリーズ。
愛車遍歴といってもあと2台しかありませんので、ご安心下さい(^_^;)

最後までご覧下さった方々、誠にありがとうございました。

 

 

www.sunao-hiroba.com

 

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