すなおのひろば

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【すなおの愛車遍歴:その5】ダイハツ コペン ローブ(LA400K)

帰ってきた(?)すなおの愛車遍歴・その5は、ダイハツコペン ローブ』です。

所有期間は2023年3月~現在4ヶ月目。

軽自動車で唯一の電動開閉式ハードトップを装備した、遊び心満載のオープンスポーツカーです🎵

 

※主に以下のウェブサイトより画像を引用させて頂きました。

www.webcg.net

 

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1.私の愛車紹介

 

 

DAIHATSU COPEN Robe(LA400K)

◆全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,280㎜
◆車両重量:850㎏
◆乗車定員:2名
◆エンジン形式:DOHC直列3気筒インタークーラーターボ
◆総排気量:658㏄
◆最高出力:64PS/6,400rpm
トランスミッション:5速MT
◆駆動方式:FF

 

初代コペンが誕生したのは2002年。

軽自動車で唯一無二の電動開閉式ルーフ『アクティブトップ』を装備し、丸く親しみやすいデザインも魅力的でした。

 

初代コペン

 

この種のクルマとしては珍しく、2012年までの10年に渡って生産が続けられました。

 

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そして2014年、2代目コペン『ローブ』が登場します。

 

2代目コペン『ローブ』

 

アクティブトップ機構はそのままに、シャシーには骨格構造の「D-Frame」を新たに採用。

 

 

外板の多くをプラスチックにできることからボディの着せ替えが容易になり、のちに『エクスプレイ』『セロ』『GR SPORT』といった派生モデルが追加されました。

 

コペン4兄弟

 

マニュアル(MT)のスポーツカー、ましてや軽となると、選択の幅は極端に狭くなります。
事実、ホンダ『S660』・スズキ『アルトワークス』などはすでに生産終了に。
そんな中、コペンは2023年現在も細々と生き残っています。

ありがとう、ダイハツさん😭

 

2.購入までの経緯

これまでのシリーズで述べてきましたが、私の自動車歴は以下の通りです。

 

 

実はローバーミニに乗っていた頃、初代コペンへの乗り換えを真剣に検討していた時期があります。
ところが2012年に初代は惜しまれつつ生産終了に。
残念ながら、その時には縁がありませんでした。

BMWミニに乗り換えて1年後、満を持して2代目コペンが発表されます。
けれども、その頃には私の「コペン熱」はすっかり醒めていました。初代のような魅力が感じられなかったからです。

その後アルトワークスを購入することになるのですが、このクルマには少なくとも10年は乗るつもりでした。

それが、ここに来てなぜか「コペン熱」再燃です🔥🔥🔥


理由としては、主に以下の2つ。

①一生に一度はオープンカーを所有してみたい。
②奈良への引っ越し(&大阪の家の売却)を成し遂げた自分へのご褒美。

 

また昨今の自動車業界を取り巻く状況から、

◆純ガソリンエンジン
マニュアルトランスミッション(MT)
◆2ドアのスポーツカー

これらの存在が絶滅危惧種になりつつあるというのも、今回乗り換えに至った動機と言えます。

 

3.コペン ローブの特徴

 

1)長所

①個性的なスタイリング

ローブの見た目は好みが分かれるところです。

 

 

私自身、2代目コペンを買うなら、初代の丸いデザインをオマージュした『セロ』以外にあり得ないと思っていました。

購入直前になって心変わりしたのは、あまのじゃくな私ならでは。

 

 

良くも悪くもローブのデザインは個性的。
ですが、よくよく観察すると、空気力学的にもよく考慮されたボディ形状になっています。

わたし的には、「ぶさかわいい」のがローブの魅力ですね😅

 

②オープン走行が楽しい

約20秒でフルオープン。その開放感は言葉で表現できないほど。

 


www.youtube.com

 

もっと早くにオープンカーを所有しておくべきでした。
外気温20℃前後の時季が、もっとも爽快です(真夏は地獄💦)。

一方、屋根を閉じれば車内はまあまあ静か。
オープン時とクローズ時で乗り味が大きく異なるのも、コペンの魅力のひとつです。

 

③音が良い

排気音は独特の味付けがなされています。

 

 

軽自動車らしからぬ野太い音。
オープンで走ると、重低音がとても心地よく体に響きます🎵

 

④節度ある運転感覚

前に所有していたアルトワークスは、ハンドル切り始めの反応がやや鈍い印象でした。

一方コペンでは、狙った走行ラインにスッとフロントが入っていきます。

 

 

サスペンションもアルトワークスほどゴツゴツせず、スポーツカーとしては程よい硬さです。

 

2)短所

①重い・遅い

ついつい前の愛車と比較してしまうのですが…。

アルトの車重670㎏に対し、コペンは850㎏。
成人男性3人分も重い!

急な上り坂ではクルマがなかなか前に進まず、ストレスが溜まります。

これだけ重いのに、エンジン出力は軽自動車の自主規制値「64馬力」縛り。
私は決してスピード狂ではありませんが、せめて80馬力ぐらいあれば運転が楽になるのになぁ…と思ってしまいます。

 

②微妙なシフトフィール

アルトワークスのシフト操作感はカッチリしていて好印象でした。

対してコペンは、ちょっとグニャッと入る感じ。ひと昔前のMTのようで、お世辞にも良いシフトフィールとは言えません。

 

 

加えて、座席に対するシフトレバーの位置が遠く、1速に入れる時に左肘が伸びきってしまいます。
この位置関係については、設計ミスではないかと疑うほど(もう慣れましたが…)。

シフトノブの材質はプラスチック。
安っぽい質感ですが形状は握りやすく、シフトミスを起こしにくいのは良い点でしょう。

 

③ゴムパーツが多い

電動開閉式ルーフの継ぎ目にはゴムパーツが多用されています。

 

 

メンテナンスを怠ると、走行中のきしみやガタつき音、最悪の場合は雨漏りの原因に。
これはオープンカーの宿命ですが、ゴム部分に定期的にグリスを塗るなど、こまめに面倒をみてやる必要があります。

 

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4.さいごに

前の愛車・アルトワークスもそれなりに思い入れがあったので、今回の乗り換えは大いに悩みました。

最終的な「決定打」は、購入前の試乗。
乗り味が、私の初めての愛車・ローバーミニと共通する点が多かったからです。

 

 

視点の低さ・路面から伝わるダイレクト感・太い排気音・エンジンやミッションから響くメカノイズなどなど…実に心地よかったのです。


アルトがあくまでも商用車ベースなのに対し、コペンは専用設計のオープンスポーツカー。
所有者の欲目かも知れませんが、オーラを発していると思います。

 

 

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乗るたびに「特別なクルマ」としてのワクワク感が湧き上がってくるコペン
やっぱり思い切って乗り換えてみて正解でした。

 

今度こそ10年以上乗るぞ~😅

 

それでは、最後までご覧下さいましてありがとうございました。

 

 

 

 

www.sunao-hiroba.com

 

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