今日の大阪は朝から大雨。
それでも、ウォーキングは傘を差していつも通り行ってきました。
靴もズボンもずぶ濡れになりましたが、乾かせば良いし、身体は拭けば済むことです。
50歳を過ぎて、ルーティンをこなすことの大切さを感じる今日この頃です。
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1.運動は何のために?
私はウォーキングと数種類の筋トレを週4~5回行っています。
体調が悪い時を除き、基本的にサボることはありません。
人から「ずっと続けているなんて凄いね」と褒めて頂けることもありますが、好きで楽しくやっているかというと、そうでもありません。
屋外ウォーキングは身も心もスッキリしますし、歩いていると脳がどんどん活発になっていくのを体感できますが、時には面倒臭いと思うこともあります。
もし、家でゴロゴロしながら健康を維持できる方法が他にあるなら、そうしているでしょう。
先週、仕事で「車椅子からベッドへの移乗」を介助しました。
要介護4の利用者さん。立ち上がりは何とか出来るのですが脚の踏ん張りは弱く、ご自身でステップして体を回転させることが難しいレベルです。
介助の際、全体重が掛かったまま腰をひねってしまい、腰椎と骨盤辺りに変な感触が残りました。
翌朝が心配だったのですが、幸い、背中と腰に少し違和感を覚える程度で済みました。
普段から身体を鍛えておいて良かった😅
そう実感する出来事でした。
ダイエットとか、自分の健康寿命を延ばすために運動する人は多いと思います。
私もそれが目的のひとつではありますが、むしろ
「自分が健康でなければ患者(利用者)さんのリハビリのお手伝いができない」
「自身を律することのできない医療者のアドバイスなど、説得力がない」
そんな気持ちの方が強いです。
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2.仕事は何のために?
仕事は何のためにするのか?
なぜ医療従事者になったのか?
理由は人それぞれですし、
「生き甲斐を求めて」
「お金儲けして楽しく暮らしたい」
など、自分のために仕事をするというのも大切だと思います。
私も正直、自分ファーストという側面はあります。
ただ私の場合、「自分自身の病気療養体験を活かして、病気やケガで苦しむ人のために役に立ちたい」というのが最初のきっかけでした。
自分のために一生懸命働けば、結果的に社会にも貢献できるはず。
それが分かっている人は、とことん自分のために仕事をすれば良いのだと思います。
けれども、人間は意志の弱い生き物。
自分ファーストで働いているうちに、本当に大切なことを忘れてしまいがちです。
私自身も弱い人間なので、折に触れて「自分は何の(誰の)ためにPTになったのか?」と自問自答するようにしています。
そして明日も、雨の中を黙々と、前を向いて歩いていきたいと思います。
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