すなおのひろば

中高年の健康と若手理学療法士の未来をサポートするブログ

◆松葉杖に関する記事の作成がなかなか進みません。ブログという表現手段に限界を感じる日々です…(7/17)

【万能の健康法『ウォーキング』:その1】普遍的な方法をもとめて

f:id:sunao-hiroba:20181005200511p:plain運動によって健康を維持・増進するための方法として、ラジオ体操や各種筋力トレーニング、ストレッチ、ジョギング、水泳などなど、これまでさまざまなものが紹介されてきました。

テレビやインターネットで「◯◯式健康法」などと称し、いかにももっともらしい運動方法が取り上げられると、たちまちブームになり、そのうち下火になって消えていくのが世の常です。

 

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1.いつでもどこでも簡単に

民間で紹介されている健康法のなかにも、正しいと思われるものはたくさんあります。ラジオ体操などはその好例です。

しかし理学療法士の私としては、マニアックな考え方や特殊なやり方、また特別な場所でなければできない方法などを除外し、多くの人々にとって一般的かつ普遍的で、確実に効果のある方法をこのブログのなかで提示していきたいと考えています。

一般的・普遍的であるからには、その実行方法が

◆身体的にも精神的にも経済的にも無理なくできる。

◆いつでもどこでも誰とでも(ひとりでも)簡単にできる。

◆長続きしやすく、効果が実感できる。


このようなものでなくてはなりません。

このシリーズでは、「元気に年を取りたい」と願っている中高年以上の方々をおもな対象として話を進めていきますが、もちろん若い人にも参考になると思われます。

 

2.生活習慣病に共通するアプローチ方法

高血圧や脂質異常症高脂血症)、Ⅱ型糖尿病、心筋梗塞肺気腫など、おもに加齢や生活習慣によって引き起こされるこれらの疾患に対する予防・治療の方向性は、おおよそ共通しています。

 ①運動療法

 ②食事療法

 ③薬物療法


疾患の状態が初期段階では、まずを重点的に指導し、それでも改善が見込めない場合はを併用するのが原則です。

ちなみにについては運動と同様に大切な要素ではありますが、私の専門から少し外れるのでここでは詳しく述べません。

運動療法については、有酸素運動(呼吸をして酸素を取り入れ、脂肪を燃やし、エネルギーに転換する運動方法。例として歩行やジョギング、サイクリング、水泳など)が、生活習慣病の予防・改善いずれにおいても有効であることは、すでに科学的に実証されています。

このことについては、後ほど詳しく述べたいと思います。

 

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3.健康法の代表格、それは「歩くこと」

これら有酸素運動のなかでも、中高年や高齢の方に対して体力的にキツ過ぎず、安全にできそうなものを想像してみて下さい。


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走ることが好きな方は、有酸素運動としてジョギングを人に勧めることがよくあります。

たしかに、歩くよりも走る方が運動負荷量としては多いので効果も高いように思われますが、そのぶん骨や関節を傷めたり、心臓に負担が掛かり過ぎるなどリスクも高いので、とくに中高年以上の方にはあまりおススメできません。


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サイクリングは、膝や股関節など脚の関節が悪い人にも適応できるというメリットもありますが、なんといっても転倒・衝突などのリスクを無視できません。

とくに最近は自転車による事故も社会問題になっています。

部屋のなかで自転車をこぐ、いわゆる『エアロバイク(PTの業界ではエルゴメーターと呼ぶことが多いです)』という器具もあります。それなりの効果はありますが、自身で購入するとなると、ちょっと高価ですね。


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プールのなかで歩くという健康法が中高年~高齢者のなかで一時期ブームになったことがあります(というか、すっかり定着した感もありますね)。

これはサイクリングと同様、腰や脚の関節を傷めている人には有効です。水中の浮力が、関節に掛かる負担を減らしてくれるからです。

しかし逆に言えば、水中では骨や関節に体重がしっかり掛からないので、通常のウォーキングにみられる「骨を強くする」という大切な効果(これも後ほど詳述します)もまた少なくなります。


そういうわけで、「若いころよりも心肺機能が落ちてはいるが、関節にはまだ痛みや変形が進んでいない」といった一般的な中高年の方々に対する最も安全な有酸素運動として、私はウォーキングをイチオシしています。

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運動による健康法の代表格は、人間にとっての基本的な移動手段、「歩くこと」なのです。これは間違いありません。

当ブログでは断定的な表現はできるだけ避けようと心掛けていますが、このことは私自身の実行体験も含め、ハッキリと自信をもって言えます。

ですので、今後このシリーズのなかで、

 ①ウォーキングの効果

 ②ウォーキングの実施方法

 ③ウォーキングに必要な物品


これらについて詳細に述べていきたいと思います。

ただし、何らかの理由により「私は歩きたくても歩けない」といった方もいらっしゃるでしょう。

そういった方々のための運動方法についても、いずれ当ブログのなかで取り上げていきますので、なにとぞご了承下さい。

 

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