理学療法士の方々へ
この時期、PT養成校で最終学年の方々の多くは就職先が内定し、国家試験の勉強も佳境に入っていることでしょう。一方、最近は国試終了後に就職活動を開始する学生さんもちらほら…。そこで、最初の職場を選ぶ際の重要項目について私見を述べたいと思います。
さあ、いよいよ見学当日になりました! 今回は病院・施設を見学する際、特に重点的に見ておきたいチェックポイントや、質問すべき項目について述べたいと思います。
このシリーズでは、PTの学生が就職活動を行うに際して「重箱の隅をつつくような、それでいて意外と役に立つ」そんな内容を目指しています。 今回は、施設見学に当たっての事前準備や心構えについてのおはなしをしたいと思います。
このシリーズでは、PTの就職活動にまつわる話をします。まずは、応募する前段階で多くの方々が経験する「施設見学」のアポイントを取るまでの流れをご説明します。主に新卒者向けの話になりますが、勤務先変更を検討している人にも参考になれば幸いです。
「PTは供給過多で、いずれ溢れかえる」といったことも囁かれていますが、一方「募集しても応募数が少ない」という声も聞かれます。なぜこのような矛盾が生じるのでしょうか? そしてPTは今後どのような方向へ活躍の場を拡げるべきなのでしょうか?
現場のPTおよび部門責任者の中には、人手不足を感じている方も多いことでしょう。一方で施設経営者としては超高齢社会に向けて増員を検討してはいるものの、まだ決めかねている様子も見受けられます。これらの事象について掘り下げてみたいと思います。
理学療法士(PT)の需要と供給のバランスや、給与などの待遇面を含めた職業としての安定性・将来性はどうなのでしょうか? これからPTをめざす方や、すでにPTとしてお勤めの方にとって何らかの参考になればと思い、私なりに考察してみました。
よく「医療業界の常識は、一般社会の非常識」などと揶揄される医療従事者ですが、常識の復習ということも含め、我が身を振り返りながらPTの適性要件について綴っていきます。
ごく一般的な臨床・介護現場(病院・老健など)のPTは、患者さん・利用者さんとじかに接する機会が多いです。すなわち、コミュニケーションを取ったり身体に触れたりする時間が長いということです。
どんな人が理学療法士に向いているのでしょうか。そもそもこの職業には、特有の適性要件があるのでしょうか? ここから3回のシリーズを通して、私なりに色々と考察してみたいと思います。
前回の記事では、理学療法の定義をベースとして、その対象と目的について述べました。今回も引き続き、法的解釈と実状との相違も踏まえながら、どのような手段を用いて対象者にアプローチするのかをお話しします。
リハビリテーションの本来の意味合いがご理解頂けたところで、ここからは「理学療法」の定義に基づき、その対象と目的、およびアプローチ手法等についてご説明します。
今回からは、いよいよ理学療法士を志す方々にとっての本題に入っていきます。 まずは「リハビリテーション」とは何か? といった原理原則論から話をはじめようと思います。
昨今、病院の経営は非常に厳しいものとなっています。そういう状況の中では医療機関の本来果たすべき「目的」と「手段」のすり替わりが起こりがちです。
医療機関やそこで働く医療従事者が果たすべき社会的役割について、法的な観点も含めて考えてみましょう。
今回は職業選択の原理原則に戻り、まず「職業とは誰のためにあり、人は何のために働くのか」という当たり前のことを考察していきます。
このシリーズでは、将来の職業として理学療法士を検討している方々へ、職業選択における私なりの見解や、専門職としての心構え、勉強方法などを発信していこうと思います。