理学療法士をめざす人へ
このシリーズでは、私が以前の職場で自主作成した「PT向け接遇教育」の資料をご紹介します。まずは、基本的な接遇のあり方についてまとめた小冊子の内容を掲載します。拙い内容ではありますが、もしよければコピペして職場等でご活用頂けると幸いです。
前回に引き続き、手首を骨折した患者さんについてのお話をします。受傷後8週の時点で、骨の癒合状態はまずまずでした。全体重を掛けるような強い衝撃を与えない限り運動制限は特に無く、「どんどん動かしていくように」というのが医師からの指示でした。
今回は、PT6年目の時に担当した手首の骨折の患者さんにまつわる話、その前編です。例によって私の専門職としての至らなさが患者さんに不利益をもたらす遠因になったと考えられます。若手PTの方々、及び一般の方々にも何らかの参考になれば幸いです。
今回は、私がPT1年目の時に起こした転倒事故についてお話しします。転倒させてしまった患者さんには申し訳ありませんが…若手PTや実習生の方々にとって教訓になればと思います。また、介助方法を考慮する上で一般の方々にも参考になれば幸いです。
このシリーズでは、21年間のPT人生における私自身の失敗体験を綴っていきます。前途ある若手PTの方々や、これからPTをめざす人へ向けての話であることはもちろんですが、リハビリを受ける側の方々にも参考にして頂けるような内容にしたいです。
選考者側の視点で考えるPT就活シリーズの締めくくりは、転職サイトの利用についてのお話です。採用担当者・転職経験者の両方を数多く経験してきた私なりに、客観的に考察したいと思いますが…例によって私見も多く含まれておりますので、ご容赦下さいませ。
この記事では、実際の面接の場でスムーズに受け答えができるよう、想定問答について整理してみます。歴戦のPTの方々には「釈迦に説法」と言える内容ですし、以前の記事と重複する部分は読み飛ばして頂けたらと思いますが、復習・再確認になれば幸いです。
今回は、面接までに準備しておくべき項目(新卒・既卒問わず)を確認していきます。就活サイトに紹介されているような一般事項は読み流してもらっても構いませんが、医療従事者特有の留意点もありますので、そこはしっかり把握しておきましょう。
今回は、一定の経験を有するPTが他の職場へ移籍するに際してのさまざまな留意点について述べたいと思います。前回と同様、「選考者側の視点」から転職PTに求められる要素を考察していきますので、なにとぞご了承下さい。
就職活動という「戦い」に勝利するには、まず相手の戦略(職場がどんな人材を求めているか)を知る必要があります。そこで、ここから数回にわたり、選考者側の目線で「応募者に求められるスキルとは何か」について考察していきたいと思います。
この時期、PT養成校で最終学年の方々の多くは就職先が内定し、国家試験の勉強も佳境に入っていることでしょう。一方、最近は国試終了後に就職活動を開始する学生さんもちらほら…。そこで、最初の職場を選ぶ際の重要項目について私見を述べたいと思います。
さあ、いよいよ見学当日になりました! 今回は病院・施設を見学する際、特に重点的に見ておきたいチェックポイントや、質問すべき項目について述べたいと思います。
このシリーズでは、PTの学生が就職活動を行うに際して「重箱の隅をつつくような、それでいて意外と役に立つ」そんな内容を目指しています。 今回は、施設見学に当たっての事前準備や心構えについてのおはなしをしたいと思います。
このシリーズでは、PTの就職活動にまつわる話をします。まずは、応募する前段階で多くの方々が経験する「施設見学」のアポイントを取るまでの流れをご説明します。主に新卒者向けの話になりますが、勤務先変更を検討している人にも参考になれば幸いです。
「PTは供給過多で、いずれ溢れかえる」といったことも囁かれていますが、一方「募集しても応募数が少ない」という声も聞かれます。なぜこのような矛盾が生じるのでしょうか? そしてPTは今後どのような方向へ活躍の場を拡げるべきなのでしょうか?
現場のPTおよび部門責任者の中には、人手不足を感じている方も多いことでしょう。一方で施設経営者としては超高齢社会に向けて増員を検討してはいるものの、まだ決めかねている様子も見受けられます。これらの事象について掘り下げてみたいと思います。
理学療法士(PT)の需要と供給のバランスや、給与などの待遇面を含めた職業としての安定性・将来性はどうなのでしょうか? これからPTをめざす方や、すでにPTとしてお勤めの方にとって何らかの参考になればと思い、私なりに考察してみました。
よく「医療業界の常識は、一般社会の非常識」などと揶揄される医療従事者ですが、常識の復習ということも含め、我が身を振り返りながらPTの適性要件について綴っていきます。
ごく一般的な臨床・介護現場(病院・老健など)のPTは、患者さん・利用者さんとじかに接する機会が多いです。すなわち、コミュニケーションを取ったり身体に触れたりする時間が長いということです。
どんな人が理学療法士に向いているのでしょうか。そもそもこの職業には、特有の適性要件があるのでしょうか? ここから3回のシリーズを通して、私なりに色々と考察してみたいと思います。
前回の記事では、理学療法の定義をベースとして、その対象と目的について述べました。今回も引き続き、法的解釈と実状との相違も踏まえながら、どのような手段を用いて対象者にアプローチするのかをお話しします。
リハビリテーションの本来の意味合いがご理解頂けたところで、ここからは「理学療法」の定義に基づき、その対象と目的、およびアプローチ手法等についてご説明します。
今回からは、いよいよ理学療法士を志す方々にとっての本題に入っていきます。 まずは「リハビリテーション」とは何か? といった原理原則論から話をはじめようと思います。
昨今、病院の経営は非常に厳しいものとなっています。そういう状況の中では医療機関の本来果たすべき「目的」と「手段」のすり替わりが起こりがちです。
医療機関やそこで働く医療従事者が果たすべき社会的役割について、法的な観点も含めて考えてみましょう。
今回は職業選択の原理原則に戻り、まず「職業とは誰のためにあり、人は何のために働くのか」という当たり前のことを考察していきます。
このシリーズでは、将来の職業として理学療法士を検討している方々へ、職業選択における私なりの見解や、専門職としての心構え、勉強方法などを発信していこうと思います。